遅ればせながらですが、今年我が家で採れたサツマイモ2品種を食べ比べてみたので感想を書いてみます。
ちなみに、今年我が家で作ったサツマイモは”紅はるか”、”安納芋”の2品種です。
それぞれの品種に対して良かった所と悪かった所を書いていきます。
まずは”安納芋”!
良かった所
- 下の写真では分かりにくいですが、火を通すとものすごく濃い黄色になり、見た目からおいしそう。
- ”紅はるか”と比較して繊維が少なく、柔らかい。(縦に切ってオーブンで焼いてスプーンで食べると焼いただけなのにスイートポテトみたいになる)
悪かった所
- 柔らかいが、言い換えれば少し水っぽい。
- 中心部の繊維質は少ないが皮の周りの繊維は半端ない。
オーブンで焼いただけでこの通りです。
これをスプーンで食べるのが私的には最高!!
簡単スイートポテトがこのサツマイモの特徴かな…
次は”紅はるか”!
良かった所
- 焼くと舌触りがねっとりとしていて、いかにも焼き芋!という感じの食味。
- 甘味が強い。
悪かった所
- 全体的に少し繊維質が多い。
- ”安納芋”と比べると見た目のインパクトは相当薄い。
総評すると、見た目は完全に”安納芋”に軍配があがりますが、甘さではやや”紅はるか”が勝っていると感じました。
しかし、”安納芋”が本領を発揮できるのはお菓子作りに用いた時ではないでしょうか。
甘さは補えるので、この色がお菓子に用いられた時のインパクトはおそらく
絶大です。
私もそのうち暇があればなんか作ってみるつもりです。
ちなみに、”安納芋”は天ぷらなどにしてもすごくおいしいとのこと。私はまだやってませんが。
また、面白いことに、私が調べた範囲では”安納芋”の好き嫌いは年齢ではっきり分かれていました。
年配の方は”安納芋”を水っぽいと酷評する方が多く、逆に若い方は”安納芋”を見たときのインパクトに感動する人が多かったです。
最近では”安納芋”をスーパーで見かける機会が増えましたが、東北で見かけるのはどれも10cm程度であり、言い方が悪いですが、農家によっては捨てるんじゃないかと思うようなものばかりです。
焼き芋はやはりある程度太った芋でないとホクホク感が薄れるそうなので、家庭菜園でサツマイモに挑戦してみようという方にはおすすめの品種です。
ただ、”安納芋”に関しては、早期肥大性がほかのサツマイモの品種と比べて悪いと感じたので、栽培する際は気を付けてください。
来年もこの2品種は作るつもりですが、”紅はるか”の作付面積は減らすつもりです、おいしいんですけどせっかく自分で作るなら冒険してみたいですから。
次回は
「焼き芋のおいしい焼き方」紹介します。自己流ですけど。